INSPECTION第三者機関による監査
第三者機関による
厳しい監査
Rigorous Third-Party Audit
住宅の製造責任と品質管理は
建築会社としての使命
性能等級が高くても、それを証明する根拠があいまいでは、責任を果たしていないのと同じでしょう。 アクロスホームでは品質管理の一環として、実際の現場で図面通り正しく施工されているかを厳重にチェックする「第三者機関による監査」を全棟で実施し、客観的な視点から厳しい監査を行っています。
そんなことがあって良いのでしょうか?
施工品質の基準
木造建築の場合における施工品質の指針について、認定現場検査士100名に対するアンケートの統計があります。
そのアンケートによると、住宅施工の全工程のうち約9%は「建築基準法に基づく指針」に準拠し、約38%は「瑕疵担保責任やフラット35に基づく指針」に準拠しています。
では、残りの約53%はどうなっているのか。
実は、この領域については特に指針がありません。ですので、日本の建築会社の多くが人的裁量に委ねており、施工品質基準を定めていないのです。
それはつまり、経験やスキルが違う現場の職人さんや現場監督により、施工品質基準がバラバラになってしまう可能性がある、ということになります。
品質のバラツキを
なくすための
「標準施工手引書」
そこでアクロスホームでは、基準を明確化した「モノサシ」となる自社施工基準を「標準施工手引書」としてまとめ、現場に携わる全ての人…職人さんや協力業者はもちろん、自社の営業・設計・コーディネーター・現場管理のスタッフとも共有しています。
「標準施工手引書」には、施工する手順や許容される範囲などが、同じ判断基準と見解のもとで明確に記載されているため、現場に携わる1人1人の経験やスキルに左右されることなく、バラツキのない施工品質で良質な住宅を、安定的に提供することができるのです。
さらに、職人さんや自社スタッフとの連携を強化することはもちろん、理解力や技術力を高めるためにも、定期的に意見交換会や説明会などを実施しています。「標準施工手引書」をより精練していくことで、より精度の高い施工基準にアップデートしていくのです。
最大10回の
「第三者機関による監査」
瑕疵担保責任における主要瑕疵に関わる重要な5回監査が義務付けられていますが、
アクロスホームではそれを含め、最大10回の監査を行います。
上棟前
1回目監査
基礎底盤コンクリート打設前
基礎の底盤となる部分のコンクリートを打設する前に、鉄筋の間隔や形状・配置などについてチェックが行われます。
2回目監査
基礎立ち上がり型枠施工後コンクリート打設前
基礎の立ち上がり部分の型枠を施工してからコンクリート打設するまでの間に、鉄筋やアンカーボルトなどについてチェックが行われます。
上棟~外壁施工前
3回目監査
土台裾付施工後、床下地施工前
土台を据え付けてから床の断熱材と合板を施工するまでの間に、基礎や土台・アンカーボルトなどについてチェックが行われます。
4回目監査
上棟直後屋根ルーフィング施工完了後
上棟したあとの屋根ルーフィングを施工した後に、ルーフィングや軸組などについてチェックが行われます。
5回目監査
構造躯体施工完了後外壁防水シート施工前
構造躯体の施工が完了してから外壁に防水シートを施工するまでの間に、耐力壁や各種金物などについてチェックが行われます。
6回目監査
防水シート施工完了後
外壁に防水シートを施工した後に、防水シート自体やサッシ回り・バルコニー・ドウブチなどについてチェックが行われます。
造作関係
7回目監査
壁・天井断熱材施工完了後ボード施工前
壁や天井の断熱材を施工してからプラスター(石こう)ボードを施工するまでの間に、壁や天井・屋根の断熱材についてチェックが行われます。
8回目監査
内部造作・プラスターボード施工完了後
建物内部の造作やプラスターボード等の施工が完了した後に、壁や天井のプラスターボード・耐力壁などについてチェックが行われます。
仮設足場撤去前・竣工チェック
9回目監査
外装施工完了後、仮設足場撤去前
建物外部の施工が完了してから仮設足場を撤去するまでの間に、外装材や軒天・屋根まわりなどについてチェックが行われます。
10回目監査
建物完成時
建物に関する全ての工事が完了した後の最後の監査です。外部や玄関まわり・内部床・壁・天井・建具・階段・設備などについてチェックが行われます。