木の落ち着きとカッコよさ
BMXが似合う高台の家

モダンなZERO-CUBE×FREAK’S HOUSEの住まい。レッドシダーの木目をアクセントにあしらった、シンプルながら特徴的なデザイン。四角く出っ張ったスギ板の外壁部分は、オプションの＋BOXで実現した。
家を建てる前は、息子さんと二人で、近くのパークまでBMXの練習をしに通ったというが、今では目の前の広い庭が練習場に。

ベースのZERO-CUBEに
FREAK’S HOUSEのエッセンスを散りばめた
シンプルでカッコいい住まい。
妊娠中の奥様に代わりご主人主導で進めた
ご家族への愛と家へのこだわりが
たっぷり詰まった我が家です。

　走って、ジャンプして、回転してーー。BMX（自転車競技の一種）が趣味のご主人と4歳の息子くんが、広い庭をコースに所狭しと自転車を駆っています。まるで自転車とダンスしているように軽やかに乗りこなすご主人のそばで、息子くんも自分の自転車を懸命に走らせます。
　2022年9月に完成したK邸。土地探しから約1年をかけた家づくりのきっかけは、息子さんの成長を考えてのことでした。「それまでアパートで暮らしていたんですが、息子が大きくなるにつれ、もっと自由に思い切り走り回らせてあげたいな、と思うようになったんです」
　初めての家づくりはわからないことだらけ。そこでKさんがまずしたのは、家づくり経験者の友人に、何から始めればいいのかを聞くことでした。返ってきた答えは、「メーカー選びがポイントだよ」。このアドバイスを手がかりに、Kさんの家づくりがスタートしました。

スッキリとした四角い箱に角度をつけた一部屋分のBOXをプラスして、特徴的な佇まいに。

L字型に設けたウッドデッキでは、キャンプ用のテーブルとチェアを置いて。お茶やBBQも楽しめる。

ウッディなぬくもりに満ちている空間は、木と白壁の絶妙なバランスのおかげで、スッキリとした印象。

木の醸し出すリラックス感と
キッチンの一体感。
モデルハウスの間取りに自分らしさをプラスした
こだわりの家づくり

　自分に合うビルダーはどこなのか？　ネットなどを駆使して探すなか、目に留まったのが、ZERO-CUBEを扱うアクロスホームでした。
　スッキリとしたデザインが好みというKさん。「四角くて、シンプルで、品のあるZERO-CUBEのモデルハウスを見たとき、あ、これは自分に合うなって感じたんです」
　展示場を訪ね、たまたま担当になったのが営業の近藤さん。「最初は建物に惹かれたんですが、最後は近藤さんの人柄が良くて決めたというのが本音です」とKさんは振り返ります。
　ご家族が家づくりで最も大切にしたのは、木の良さを感じられること。
「リビングの壁や天井にも木を使ってもらったんです。リラックスする場所なので、そこには特にこだわりましたね。贅沢かなと迷いましたが、思い切ってよかった」
　対面式のキッチンもご主人のこだわり。「アパート時代、壁に向かって料理していたのが嫌で。だから家族と向かい合えるキッチンという点も、譲れないポイントでした」
　FREAK’S HOUSEのエッセンスを取り入れたり、＋BOXで一部屋足したりと、柔軟な提案をしてくれたアクロスホーム。家づくりの最中は、どこに何を配置するか、色や素材はどうするかなど、注文住宅を建てているかのような楽しさを味わえたと満足そうに笑います。
　引っ越してからは、したかったことができるようになり家族の時間が一層充実。さらに自分自身も変わったというKさん。「このスッキリした暮らしをキープしたいから、家を大事にしたいなと思うようになりました。今は庭でバスケットをしたり探検ごっこをしたりしていますが、いつかはBMXのダートコースや小さなスケートパークみたいなものをつくれたらいいですね（笑）」

ブルーグレーのガルバリウム鋼板にナチュラルな木目調のドアがアクセントを添える玄関周り。

玄関を入って右手に進むとキッチン、左がダイニングリビング。キッチンを中心とした回遊式の動線が暮らしやすさを生んでいる。

アパート時代の経験から、家全体が見渡せるキッチン中心の住まいであることも、今回の家づくりで大事にしたかったポイント。

Kさんが最後まで悩んだというリビングの木の天井。落ち着いた雰囲気と空気感は木の素材感ならでは。

家族が団欒するリビングの先には、＋BOXで追加した畳スペースが広がる。寝転がるにもゲストルームとしても便利。

グリーン系のタイルがアクセントになったおしゃれなキッチン。

ZERO-CUBEの特徴でもある大きくて四角いフィックス窓と吹き抜けが、空間全体に明るさと広がりをもたらしている。

高台の見晴らしのいい場所。150坪という十分すぎるほどの敷地に立つK邸。「息子も思いっきり走り回れるようになって、毎日のびのび暮らせています」