いくら品質や性能の高さを誇っていても、それを計る「モノサシ」がバラバラだったり、評価基準に根拠がなかったりでは意味をなしません。
アクロスホームでは住宅の「安全性」を確保するため、国の定める法令を遵守して、明確な根拠と科学的な数値によって認められた安全で安心な住まいを提供しています。

耐震等級 最高等級3

耐震等級とは地震に対する建物の強さのこと。1から3等級まであり、数が大きいほど耐震性に優れていることを示します。
アクロスホームの家は、全棟で必ず最高等級の「耐震等級3」を取得しています。「耐震等級3」とは、数百年に一度程度発生する大地震の1.5倍の力にも倒壊・崩壊しない強度。これは災害時の防災拠点となる消防署や警察署などと同じレベルの強さです。
優れた耐震性と安全性を確保することで、皆様の日々の暮らしに大きな安心をお届けしています。

耐風等級 最高等級2

あまり目にすることはありませんが、暴風に対する構造躯体の倒壊・崩壊、損傷のしにくさを、1または2の等級で評価するものです。
近年では巨大台風が頻発し、それによる災害も年々深刻化しています。特に風による被害は甚大で、例えば風速40〜50mの風では7tもの荷重が建物にかかるといわれます。
アクロスホームの家は「耐風等級2」。これは500年に一度発生する暴風の1.2倍の力に対して倒壊・崩壊しない強度です。家づくりの際には耐震等級と合わせて耐風等級をチェックすることが肝心です。

構造計算(許容応力度計算)

建物を設計する際、構造上の安全性を検討・確認するために行なう計算のことを「構造計算」といいます。住宅の構造計算には大きく分けて簡易な「壁量計算」と、詳細な「構造計算(許容応力度計算)」の2つの方法があります。
アクロスホームでは、本来3階建て以上の木造住宅にしか義務付けられていない「構造計算(許容応力度計算)」を、全棟で行なっています。

8割が構造計算をしていない理由

こう聞くと、「え、構造計算って当たり前じゃないの? これだけ地震が多いのに」と思われるかもしれません。しかし驚くことに、日本では2階建てまでの木造住宅の約8割が「構造計算」をしていないのです。なぜでしょうか。

理由の1つは、面積500㎡以下・木造2階建て以下の建物は、簡易な「壁量計算」をすればいい、という国の決まりがあるから。つまり日本の住宅の多くを占める木造2階建てと平屋には、法律上「構造計算」の必要がないのです。
ならば「壁量計算」だけで十分と思われるでしょうが、ここに落とし穴が。設計上は耐震等級3を取得していても、「壁量計算」では施工された建物がそこまでの性能を確保できているかを正しく評価することができないからです。

壁量計算と構造計算(許容応力度計算)の違い

「壁量計算」は、地震や台風の力に対して必要な耐力壁の量(壁量)が配置されているかを確認する計算方法で、「構造計算」をかなり簡略化したもの。A3書類1枚、所要時間1時間程度で専門家でなくても行なえる簡易な算定法です。
対して「構造計算(許容応力度計算)」は、建築基準法で規定される地震・台風・雪などのあらゆる荷重に対して、各構造部材(柱・梁・床・壁など)が問題ないかを確認する計算です。構造設計者という専門技術者が行ない、計算書A4書類250枚、構造図面10枚以上にもなり、数十万円という費用がかかります。
建物は素材や面積、間取り、立地など全ての条件が異なるため、本来、1棟1棟、構造計算するのが理想。ただ規模の小さな木造住宅では「壁量計算」が認められているので、わざわざ「構造計算」を行なう住宅会社は少ないのが実情です。

もう1つの理由には、構造計算に必要な「材料の強度」が把握しづらいことがあげられます。一般的な無垢材は種類や産地などによって品質が異なるため強度を測定しにくいといわれます。もとより素材の強度が安定しなければ、構造計算することは難しく、こうした強度を算出しやすくしたのが「構造用集成材」です。
さらに、現場の職人さんの裁量に依存してきたことも要因の一つかもしれません。前述のように実際の構造計算書類は膨大なデータ量になります。今ではコンピューターソフトで行うのが一般的です。

命を守るため最大限のことをする

住宅の構造は人の命に関わります。法で認められているなら少しでも価格が安い方がいい、という考え方もありますが、こうしたところにこそ費用と手間をかけて、安全性を追求すべきだと私たちは考えます。ちなみに東日本大震災では、倒壊した建物が道路をふさいだために、救助が遅れたケースもあったそうです。そうした事態を未然に防ぎ、地域全体の防災力を底上げしていくためにも、全棟で「構造計算」を行ない、建物の安全性を実証することが、これからの日本の住宅業界に求められているのです。

断熱等性能等級[最高等級4]+UA値[0.40]

冬は暖かく、夏は涼しくー。四季がはっきりしている日本で快適に暮らすには、快適な温熱環境を少ないエネルギーで実現できるよう、建物の断熱性能を高めるなどの工夫をすることが必要です。
この建物の断熱性能を示すものが省エネルギー基準で、「断熱等性能等級(温熱環境)」と「エネルギー消費量」の2つの評価方法があります。

アクロスホームの家は、断熱等性能等級が等級4、UA値(外皮平均熱貫流率の基準値)は0.40。UA値については、長野県(地域区分4)の基準値0.75と比べて0.35ポイント高く、より厳しい地域区分3の基準値0.56を上回る数値となっています。

  • 断熱等性能等級には1〜4の等級があり、値が高いほど性能に優れていることを表します。
  • 外皮計算とは「外皮平均熱貫流率(UA値)」を算出する計算。建物の外壁・窓・天井・床から逃げていく熱量を、建物の外皮面積で割ったもので、数値が小さいほど断熱性能が高いことを表します。南北に長く四季の差が大きい日本では、地域の気候を基準に反映させるため、全国を8つの地域に分類し、地域ごとに外皮の基準と一次エネルギー消費量の基準を定めています。

劣化対策等級 最高等級3

住宅に使用される材料は時間の経過とともに腐ったり錆びたりして劣化し、やがて住むことができなくなります。劣化対策等級とは、柱・梁・壁などの構造躯体の材料に着目して、劣化を軽減する対策を評価したもの。等級が高いほど長持ちする家といえます。
アクロスホームの家の等級3とは、一般的な環境条件下で3世代(約75〜90年間)が住み続けられる家を意味しています。

長期優良住宅対応

長期優良住宅とは、「長く安心で快適に住み続けられると国が認めた高品質な家」のこと。
新築一戸建ての認定基準は、耐震性、省エネルギー性、居住環境、劣化対策、バリアフリー性、可変性、維持保全計画、維持管理・更新の容易性、住戸面積の9つ。多くは住宅性能表示制度の基準(耐震等級・省エネ等級など)を準用しています。
アクロスホームの家は、この長期優良住宅にも対応しています(※認定申請を行なった場合に限ります)。長期優良住宅に認定されると、一部の税について優遇措置を受けることができます。