御代田町/H様邸

BinOCOVACO

住まいnet信州 Vol.40

大自然に溶け込む平屋

大自然に溶け込む平屋

目の前は栗の雑木林。ほかに桑や楡などが枝葉を伸ばす自然の中に「お邪魔」しているように立つ平屋のH邸。ご家族が望んだとおり、すっかり周囲の美しい風景に溶け込んでいる。

都内で会社を経営しているHさん。
コロナ禍による生活の変化や子どもの自立など
いくつかの要因が重なって
東京と信州の2拠点居住を考え始めます。
はじめはセカンドハウスのつもり、でした。
けれども信州へ通い続けるうち
心はだんだん移住へと傾いて……。

「家族が夫婦と末の子の3人だけになったので、信州に小さなセカンドハウスを建てて、東京と行ったり来たりするのもいいかなと思ったんです」
都内で会社を経営しているHさんが東京と信州の二拠点居住を考え始めたのは、コロナ禍による生活環境の変化や上のお子さんたちの自立など、いくつかの要因が重なったことがきっかけでした。
いつか叶えたいと思っていた信州暮らしのテーマはグランピング。「家を建てるというよりも、自然の中に“お邪魔”しているように暮らしたかった」ので、一般的な住宅には全く興味がなかったそうです。
そんな中、地元の不動産会社から「ちょうどいい“林感”」の土地を紹介され、その足で見に行ったのが、以前から気になっていたアクロスホームの平屋のCOVACOでした。
「せっかく自然豊かな信州に暮らすのだから、家の中よりも外での時間を大切にしたいと思っていたんです。COVACOはウチソトがつながって、自然と一つになれる感じがイメージにピッタリだったので選びました」
当初はセカンドハウスのつもりでスタートした住まいづくり。けれども打ち合わせで何度も信州を訪れるうちに、別荘として使うだけではもったいないと思い始めたといいます。
「家も素敵だし、住環境もいい。そのうち毎日こっちにいたくなって、東京へ戻る車中で、どちらからともなく“移住する?”って(笑)。そこから本格移住にシフトしたんです」

大自然に溶け込む平屋

ご主人は信州に来てから庭いじりに目覚めたそう。「毎朝の水やりと雑草取りが想像以上に楽しくて! ここにこんな草、生えてたっけ?なんて発見もあるし。まさか、水まきが趣味になるとは思いもしませんでした(笑)」

大自然に溶け込む平屋

テラスの一角にはガーデンキッチンを据え付けた。「菜園で採れた野菜やいただき物の食材をここで洗って料理することが多いですね。テラス側に冷蔵庫や食器類を揃え、お湯も使えるようにしたので快適です」と奥様。

大自然に溶け込む平屋

「規格住宅のCOVACOではありますが、アクロスホームさんは可能な限り私たちの要望に応えて、アレンジをしてくれました」とHさんご夫妻。「こだわってつくったテラスで、子どものお友だちを呼んでBBQパーティをしたり、友人たちとお酒を飲んだりするのも楽しいひと時です」

「人が自然に集まれるよう
土間リビングとテラスには特にこだわりました」

「家づくりでは、間取りありきではなく、そこでどんな風に過ごしたいかを考えました。ウチソトの境界をなくしたかったので、土間リビングとテラスには特にこだわりましたね」と話すHさん。人が集まってくつろげるよう薪ストーブを置き、森の風景を取り込むために大きな窓を設け、土間とテラスの高さを揃えて自然との一体感を演出するなどの工夫を凝らしました。
またテラスの一角にガーデンキッチンをつくって食事やBBQを楽しむのはもちろん、寒くなったらファイヤーピットに火を入れて、子どもはテラスに敷いたラグの上で火のお守り、大人はお酒とおしゃべり、というように思い思いに過ごしているといいます。
実は設計中に緊急事態宣言が出され、急遽リモートで打ち合わせすることに。「そうしたら担当の近藤さんがスマホスタンドを自作して、間取り図を撮影しながら説明してくれたんです。未経験のことも最大限努力してできるようにする。その気持ちが嬉しくて。おかげでいい家づくりができました」

大自然に溶け込む平屋

木のぬくもりに囲まれる土間リビングとキッチン。チャコールグレーの壁に合わせてキッチンタイルもグレーを選んでカッコよくまとめた。

大自然に溶け込む平屋

間取りありきではなく、自分たちがどんな風に暮らしたいかを考えることから始めた住まいづくり。週に1度、東京へ出社するというご主人のために、LDKの奥にはリモートワーク用の書斎も用意している。

大自然に溶け込む平屋

Hさんこだわりの土間リビング。「かつて訪れた古民家ゲストハウスの土間のように、人が自然と集まる空間にしたいと思ったんです」。リビングの一角には薪ストーブを設置して、家族の時間をゆっくりとあたためている。

大自然に溶け込む平屋

キッチンの窓からは、季節ごとに移り変わる美しい風景が楽しめる。「以前、すぐそばを流れる小川で蛍の灯を見つけた時は、本当に感動しました」と奥様。春の朝方には、リスが木から木へと渡る様子が観察できたそう。

大自然に溶け込む平屋

菜園や庭では、イチゴやパクチー、シソ、パセリ、野イチゴ、ミントなども栽培。ご家族が大切にしたかったという外での時間がゆっくりと流れていく。

大自然に溶け込む平屋

テラスの素材は、椅子やテーブルがガタつかないよう、木ではなく平滑なコンクリートを選んだ。ガーデンキッチンはモールテックスを使いアクロスホームで施工。

大自然に溶け込む平屋

大きな窓が外の風景をいっぱいに取り込む。テラスの床面は、土間リビングと同じ高さに揃えて外との一体感を出し、気軽に出入りできるように工夫したそう。

大自然に溶け込む平屋

当初、南向きだった建物の向きを、アクロスホームの提案で西向きに変更。おかげで森の風景をいっそう楽しめる平屋になった。「鳥もたくさん来るし、植えた樹々も育ってきています。数年後にはもっと周囲に馴染んでいるようにしたいですね」

PLAN

BinOCOVACO

  • 延床面積

    79.49㎡

  • 1F床面積

    79.49㎡

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